衝撃のリラックス居酒屋「四万十」
生まれてこのかた37年、ここまで何もかもが衝撃的な居酒屋にワタクシは出会ったことがありませぬ。
というわけで、先週末に開催された高校仲間の集い(女子9名+男子1名)において、
「行き着けの面白い店があるから予約するよー」とひと月前から仕切ってくれた友人Kが押さえてくれたその店が・・・青物横丁にある「四万十(しまんと)」である。
ネット検索すると、そのパワフルさがワンサと記されておりますが、今回もまさに多聞にもれず。
まず、メニューはなし。お店にも品書きは一切なし。
「行きます」といえば、誰しもがその日のコース、そして飲み放題、時間無制限、なのに一人4000円きっかりという驚きの価格。
そして、遅れて到着したワタクシ、まず2Fの入口から顔を出して予約名を告げると「3階へどうぞー」と階段を指さされる。
2階は座敷中心のいたって普通の居酒屋・・・なのに!
その階段を昇っていくと、着いたのがナント!明らかにマンションの1室の玄関。
本当に単なる「誰かの家」なのだ。お邪魔しマースって感じで。
靴を脱いで玄関をあがれば、1DKほどの間取りに大人数宴会が4,5卓ほど。
そりゃー、どびっくりです。私らの卓のある部屋にはタンスあり、ふすまあり。
出てくるお料理はお店の名前のとおり土佐料理を中心とした家庭の味でございます。
旬のカツオのたたきをはじめ、白身のお刺身や四万十川の海苔の佃煮、サラダに揚げ物、酢の物、卵焼きに焼きそば、肉じゃがに〆は女将さん特性あったかシフォンケーキが!盛りだくさん!美味しかったさ。
呑みはビールのピッチャーがどしどし運ばれてくるわ、自分たちで勝手に部屋の冷蔵庫から一升瓶出すわ、ウーロン茶出すわ、氷もらうわ、、、と、とても4000円とは思えない暴挙ぶり。
で!
何より、この日のメインエベントはですね、ここのママさんのスピリチュアル占いだ!
(美輪さんと仲良し・○原さんと、六星占術・細○女史を足して2で割ったようなキリクチ)
このアタシもついに占いデビューである。
まず、あらかじめ自分の生年月日、パートナーまたは思い人の生年月日、そして父方のお墓の場所を記入したメモを全員分提出する。
すると、宴もたけなわな10時頃、スピリチュアルママさんはやってきた。(こうしてすべてのテーブルをまわってくれる)
そして第一声。黒一点の友人Tに向かって「あなたねー、うーん、結婚迷ってんじゃない?うーーーん・・・」と黙った後、「もうちょっと飲んで待ってて」とママさん退席。
ひょーーー!一同、あまりの不穏な空気にどよめく。そして、おののくT。
そして20分後に再びママさん登場。
その後はスムーズに一人一人に3分ほどのアドバイスとメッセージを告げる。
これがまたズバズバ痛いところぶった斬るんですよ。
■事例その1・友人A(既婚・2児の母)の場合
ママ「あなたねー、兄弟いる?あそう、いるよね。でも、自分のお母さんの面倒はあなたがみることになるから。ほかの兄弟姉妹はそれぞれに自分の道をいっちゃってるから、家に近づいてこないはず。あなたがお世話しないといけないよ」
実はこの友人、兄と姉がいるのですが、この二人ともが独身で家を出ているため、実母が最も期待をかけ、大事にしているのが当の友人A。
父親を早くに亡くしており、兄弟の中で一番母上のことを大切にしてきたのもAだったのです。
いやー、ズバリだ。そして、ママのメッセージは続く。
「あなたさ、まじめで冒険しない旦那さんにちょっと退屈を感じてるでしょ。でもいい人だから手放しちゃだめよ」
成城育ちのおぼっちゃまである旦那さま。とても穏やかな人柄で彼女のことを愛しているのですよねー。
奔放だった彼女を温かく見守った旦那氏は私から見ても、イイ旦那さんなのである。手放すなよ、A!
■事例その2・るび子の場合
ママ「この人はね、いいですよ、ダイジョブ。(何がいいのか突っ込む余裕もなくイマイチわからず。運気が、なのか。)結婚してるの?え?3年付き合ってるのね。なんで結婚しないわけ?あのね、彼はもうすでに結婚する時期に入ってるよ。あなたが迷ってるわけ?石橋をたたきすぎね!彼が何も言わないなら、あなたが主導してもいいわよ。うまくいくんじゃないの?この彼と11月までに結婚しなければ、破局するわね。で、その先5,6年は結婚できないから。」
・・・だ、そうです。ひー。良いような良くないような?!?
とりあえず、諸々仰せのとおりでした。す、すごい。
あー、でもこれを逃しても、5,6年後にはまた結婚のチャンスがあるのか、と変な所に希望を見出してしまいました。ナムサン。
■事例その3・友人T(独身男性・結婚予定ありの彼女もち)の場合
ママ「彼女と何年付き合ってるの?ああ、4年。そうねー、あなた揺れてるでしょ。はいはい。この彼女はあなたの母親と会ってる?あそう、会ってるの。でもね、結婚したら、この彼女はあなたの実家には近寄りたがらないと思うよ。結婚はね、揺れてるなら来年2月まで待ちなさい。2月になったら自然に答えが出るから。」
出た~!ぶった斬り~~。そ、それは結婚するなっつーことですか?
友人T、最初の勢いはどこへやら。占いオオトリのT、すっかり凹んでお開き。
T、ダイジョブなのか。この占いのせいで、破談になるのではないのか!女子チーム、Tを必死に慰める。
その他、それぞれ各自思うところのある部分にズゴズゴとカウンターパンチをくらいまくったヒトトキでした。
もう37歳チーム、様々な人生模様の中、公開処刑のような占い大会。おもしろすぎ。
それにしても、ママさん。いったい何が見えているのだ。おそるべし。
もう何から何まで衝撃的な店「四万十」。
何よりもスピリチュアルママさんのメッタ斬り占い、もう少し詳細なアドバイスを乞いたいものだ。
ぜひ、リベンジである!
興味のある方は要予約にて。レッツゴー21世紀の四次元空間、四万十へ。
というわけで、先週末に開催された高校仲間の集い(女子9名+男子1名)において、
「行き着けの面白い店があるから予約するよー」とひと月前から仕切ってくれた友人Kが押さえてくれたその店が・・・青物横丁にある「四万十(しまんと)」である。
ネット検索すると、そのパワフルさがワンサと記されておりますが、今回もまさに多聞にもれず。
まず、メニューはなし。お店にも品書きは一切なし。
「行きます」といえば、誰しもがその日のコース、そして飲み放題、時間無制限、なのに一人4000円きっかりという驚きの価格。
そして、遅れて到着したワタクシ、まず2Fの入口から顔を出して予約名を告げると「3階へどうぞー」と階段を指さされる。
2階は座敷中心のいたって普通の居酒屋・・・なのに!
その階段を昇っていくと、着いたのがナント!明らかにマンションの1室の玄関。
本当に単なる「誰かの家」なのだ。お邪魔しマースって感じで。
靴を脱いで玄関をあがれば、1DKほどの間取りに大人数宴会が4,5卓ほど。
そりゃー、どびっくりです。私らの卓のある部屋にはタンスあり、ふすまあり。
出てくるお料理はお店の名前のとおり土佐料理を中心とした家庭の味でございます。
旬のカツオのたたきをはじめ、白身のお刺身や四万十川の海苔の佃煮、サラダに揚げ物、酢の物、卵焼きに焼きそば、肉じゃがに〆は女将さん特性あったかシフォンケーキが!盛りだくさん!美味しかったさ。
呑みはビールのピッチャーがどしどし運ばれてくるわ、自分たちで勝手に部屋の冷蔵庫から一升瓶出すわ、ウーロン茶出すわ、氷もらうわ、、、と、とても4000円とは思えない暴挙ぶり。
で!
何より、この日のメインエベントはですね、ここのママさんのスピリチュアル占いだ!
(美輪さんと仲良し・○原さんと、六星占術・細○女史を足して2で割ったようなキリクチ)
このアタシもついに占いデビューである。
まず、あらかじめ自分の生年月日、パートナーまたは思い人の生年月日、そして父方のお墓の場所を記入したメモを全員分提出する。
すると、宴もたけなわな10時頃、スピリチュアルママさんはやってきた。(こうしてすべてのテーブルをまわってくれる)
そして第一声。黒一点の友人Tに向かって「あなたねー、うーん、結婚迷ってんじゃない?うーーーん・・・」と黙った後、「もうちょっと飲んで待ってて」とママさん退席。
ひょーーー!一同、あまりの不穏な空気にどよめく。そして、おののくT。
そして20分後に再びママさん登場。
その後はスムーズに一人一人に3分ほどのアドバイスとメッセージを告げる。
これがまたズバズバ痛いところぶった斬るんですよ。
■事例その1・友人A(既婚・2児の母)の場合
ママ「あなたねー、兄弟いる?あそう、いるよね。でも、自分のお母さんの面倒はあなたがみることになるから。ほかの兄弟姉妹はそれぞれに自分の道をいっちゃってるから、家に近づいてこないはず。あなたがお世話しないといけないよ」
実はこの友人、兄と姉がいるのですが、この二人ともが独身で家を出ているため、実母が最も期待をかけ、大事にしているのが当の友人A。
父親を早くに亡くしており、兄弟の中で一番母上のことを大切にしてきたのもAだったのです。
いやー、ズバリだ。そして、ママのメッセージは続く。
「あなたさ、まじめで冒険しない旦那さんにちょっと退屈を感じてるでしょ。でもいい人だから手放しちゃだめよ」
成城育ちのおぼっちゃまである旦那さま。とても穏やかな人柄で彼女のことを愛しているのですよねー。
奔放だった彼女を温かく見守った旦那氏は私から見ても、イイ旦那さんなのである。手放すなよ、A!
■事例その2・るび子の場合
ママ「この人はね、いいですよ、ダイジョブ。(何がいいのか突っ込む余裕もなくイマイチわからず。運気が、なのか。)結婚してるの?え?3年付き合ってるのね。なんで結婚しないわけ?あのね、彼はもうすでに結婚する時期に入ってるよ。あなたが迷ってるわけ?石橋をたたきすぎね!彼が何も言わないなら、あなたが主導してもいいわよ。うまくいくんじゃないの?この彼と11月までに結婚しなければ、破局するわね。で、その先5,6年は結婚できないから。」
・・・だ、そうです。ひー。良いような良くないような?!?
とりあえず、諸々仰せのとおりでした。す、すごい。
あー、でもこれを逃しても、5,6年後にはまた結婚のチャンスがあるのか、と変な所に希望を見出してしまいました。ナムサン。
■事例その3・友人T(独身男性・結婚予定ありの彼女もち)の場合
ママ「彼女と何年付き合ってるの?ああ、4年。そうねー、あなた揺れてるでしょ。はいはい。この彼女はあなたの母親と会ってる?あそう、会ってるの。でもね、結婚したら、この彼女はあなたの実家には近寄りたがらないと思うよ。結婚はね、揺れてるなら来年2月まで待ちなさい。2月になったら自然に答えが出るから。」
出た~!ぶった斬り~~。そ、それは結婚するなっつーことですか?
友人T、最初の勢いはどこへやら。占いオオトリのT、すっかり凹んでお開き。
T、ダイジョブなのか。この占いのせいで、破談になるのではないのか!女子チーム、Tを必死に慰める。
その他、それぞれ各自思うところのある部分にズゴズゴとカウンターパンチをくらいまくったヒトトキでした。
もう37歳チーム、様々な人生模様の中、公開処刑のような占い大会。おもしろすぎ。
それにしても、ママさん。いったい何が見えているのだ。おそるべし。
もう何から何まで衝撃的な店「四万十」。
何よりもスピリチュアルママさんのメッタ斬り占い、もう少し詳細なアドバイスを乞いたいものだ。
ぜひ、リベンジである!
興味のある方は要予約にて。レッツゴー21世紀の四次元空間、四万十へ。
by rubico-teji | 2009-06-16 00:21 | お出かけ…の巻