限りある時間

四十を前に、周囲の友人も何かと動きの多いこの春。
例のM嬢はもはや久方ぶりの「恋」にどっぷり浸かっている模様である。

そんな中、とあるサイトで、ハッとさせられる相談内容を目にした。

投稿者は30代半ばの既婚男性、最近になって体調が悪いと病院へ行ってみると、不治の難病だということを宣告された。
その病は進行性のもので、徐々に体の自由がきかなくなり、最後には死に至る(10年以内)という事実をつきつけられたそうだ。
男性は結婚しているが子供はなく、慮るのは年下の妻ことのみ。
まだ歳若い彼女が今後自分の介護をし、看取った頃には40代。
そうなる前に、彼女には今のうちに別の人生を歩んで欲しい、今なら出産もまだ間に合う。つまりは離婚を申し出たいと考えているというもの。
しかして、離婚にあたって病気のことを言うか言うまいか悩んでいる、、、という思いが冷静且つ的確に文字にされていた。

もしも病気のことを言えば、妻が離婚には応じない性格であることはわかっているし、だからといって言わずに離婚して後から事実を知ったときの苦しみも計り知れない、という。

同世代でそんな苦悩に直面している人がいるという現実に、なんか頭をゴインと殴られた気分だった。
人生って不公平だよなぁとつくづく思いましたよ。
特に惚れたハレた、泊まるの泊まらないの、、、などといったことであーだこーだ言っている自分がアホみたいで。
幸せというものは生きた期間では決して計れないけれど、やはり人より早くにその時期を迎えねばならぬという痛みは相当なものだと思う。
自分を含め、大事な人が多ければ多いほど、その苦しみは大きいのではないかなと。

なんちゅうか、ひどく考えさせられました。
今生きている自分の時間だって、いつかは終わるんだなぁ。なんだか重い。
何かがドスンときた今のこの気持ちを無駄にしないようにしたいものだ。
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by rubico-teji | 2010-03-26 18:30 | 生きる…の巻