見えないから怖い

震災から2ヶ月半、福島原発の動向に一喜一憂する時期も越えて(地元の皆さんや、現地作業をなさっている関係者やご家族の方々はまだまだでしょうが)、とりあえず3月に比べると落ち着いた日々を送る関東です。

1号機に続いて、2,3号機もメルトダウンか、という報道に、
一部の専門家が「これほど破損しているとは思わなかった」と言っていることに逆に驚き。
本気でそれほど損傷がないと信じていたのか、って感じ。
一般国民のほうがよほど覚悟していたような気がします。

1-3号機については、それぞれ爆発の3日後にはほとんどの燃料が溶融していたのではないかと言われてるあたり、本当に東電がそれをこの2ヶ月半の間、まったく予測もせずにいたのだろうかと甚だ疑問。

そうした中で、原発近郊および関東の第一次生産者の方々の苦悩は察するに余りあります。
でも、神奈川県の茶葉に放射性物質が検出されたとなっては、消費者として、やはり関東一帯の農産物を不安に思うこの頃。
モヤシやキノコなどの屋内栽培の野菜はともかく、葉物類となると、ついつい関東産の文字を確認するとカゴに入れるのをためらいますね。

オットKがテレビを見ていて良く言うのは、著名人が産地激励のために福島や茨城の農産物を食べてアピールというシーンが放映されるけど、これは一体何の意味があるのか?ということ。
著名人が口にしたから安全ということではなくて、実際にその野菜の放射線量を測ってみて、こんな数値だから安全です!とアピールしないとダメだろーと主張しています。
確かにそのとおりではある。
そうじゃないと、「赤信号、みんなで渡れば…」の精神と変わりがない。

と思ったら、来日している中国・韓国の首脳も茨城だか福島だかの野菜を取材カメラの前で食していなさった。
さすがに、日本国民として「ご協力ありがとうございます…」と申し訳ないような思いになりましたな。

生産者のご苦労も受け止めてはいるものの、やはり風評ではなく、
危ないものは危ないと告知すべきかと思う。
特に小さなお子さんを持つ家庭では、ちょっとくらい大丈夫、が通用しない重大な問題ではありませんか。

余震も少なくなり、気持ちが緩んでいる今こそ、我々消費者が流されないようにしなくてはいかんね!
・・・と今日はマジメに日常を考えてみました。
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by rubico-teji | 2011-05-25 11:57 | 生きる…の巻