アンズの砂糖衣がけ

…をご存知でしょうか。

ことの発端は、とある友人の言葉だった。

私の従姉が神田で和雑貨&食品のセレクトショップを経営しているのですが、そこで買ったアンズをその友人におすそ分けしたことがあったのです。

で、彼女いわく、

久しぶりにあのアンズ菓子を食べたわー。
子供の頃に大好きだったのよね、アレ。
大人になってからは初めてクチにしてみたら、
その美味しさに再び覚醒してね、
もらったものを食べつくした後、また食べたくなって探してみたのよ
そしたら、売ってないの、これが!

というわけだ。
私ももともとは母がこの干しアンズ砂糖衣がけが大好きで、
小さい頃からよく家で食べたもんです。
なので、結構お馴染みのお菓子だったのに、
彼女いわく、意外と知らない人もいるくらい、
“砂糖衣がけ”は貴重なんだそうで。

いわゆる、ただの干しアンズ、はどこにでも売っているのが、
この砂糖で固めた加工品が売ってないという。

アメ横の干し果実問屋まで探しに行ったのに見つからず、
お店の人に聞いてみたところ、昔からこれを作っている都内の老舗製造業者さんがここ最近、お店の職人さんが亡くなったということで、廃業したそうである。

で、友人が唯一みつけたのが「銀座あけぼの」で販売しているもの。
これがナカナカ安くないんですよー。

そんな話を聞いて、実はいつぞやに渡したアンズが私の従姉の店に置いてある商品だということを知らせると嬉々として「今度買いに行く!」と言っておりました。

ついでに従姉にもこの事情を話してみると、
やはり従姉も以前はその廃業した業者からアンズを卸してもらっていたそうなのですが、お店の閉鎖と同時にアンズ難民となること数カ月、偶然にももう1件、都内で衣がけを作っている業者さんと出会ったそうです。

それで現在取り扱っているのがコレ。

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いかにも手作りな感じが良い。
これまで、大して気にも留めていなかったアンズ砂糖衣。
ところが偶然にして友人と従姉により「アンズ糖衣・貴重品説」が刷り込まれ、すっかり宝物のごとく扱っております。アンズさま。
要は、それくらい作るのに手間暇かかるのだそうです。

今夜も有難く頂戴いたします。ふほほほ。
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by rubico-teji | 2011-06-15 23:50 | 食べる…の巻