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仕事と上司の壁

涼しかった台風後の週末、夏の休暇を一日とって伊豆へ行っておりました。

やっぱり夏の緑の香り、ヒグラシの声、青い空に白い雲。
嗅覚から聴覚から視覚から自然を吸い込む、これは格段にストレスを抹殺してくれるものですね。

とは言いながら、またしてもドライブ途中の車の止め方にアタクシがオットにいちゃもんをつけて喧嘩。
ストレスレベル、プラマイ0ってところでしょうか。

そんな休暇もあっという間に終わって、また新たな週のはじまり。
昨日のこと。帰ってきたオットKが「上司と口論した」という。

そもそも上司はインド人、おそらく私と変わらぬ年代の方で、
オットからの話の具合を聞くにつけ、今ひとつ上に立つ者の力量に欠ける人物のようにしか思えない。

その上司が突如として先月末で異動したらしい。
前触れもなく、突然に。(これは本人の異動願いが受け入れられた形)
現状の仕事をすべてKに押し付けて、疾風のごとく立ち去った模様。

そして、今回、上半期の部下評定にあたり、その上司が送ってよこした評価表がそれはそれは馬鹿にした内容だったらしい。
こうしてK、立腹の巻。

私からすると、外資の仕事の仕方がよくわからないことや、
職場でのオットを正当に評価できる立場でもないので、
Kがいったいどの程度の仕事ぶりなのかは測りかねるところなのだが、
家族の欲目を抜いても、休日を返上して仕事に当たったり、
海外のチームとのPC会議を早朝からこなしたりと、それなりに頑張っていたK。

くわえて上司の勤務形態を聞いただけで、なんじゃソイツは?と言いたくなるような怠惰な労務ぶり。

しかして、まだまだ36歳。
日本であれば、上司に食ってかかるほどのキャリアでもなく(特に彼は中途入社なので)、オット、こんなことでキレて大丈夫なんだろうか?という心配と、それくらい撥ね付けられる気概があって、まぁ良かったか・・・という思いが複雑に絡み合った昨夜でした。

とにかく日本形式の上下関係でもなければ、年功序列の昇進システムでもないので、なんとも正確に把握しづらいのです。

私も今年で社会人生活18年。
中堅という立場になると、昔は理解できなかった長老の意図をそこはかとなく感じ取ることができるようになり、はたまた若い世代のツッパリも理解しながらも、まだまだだなぁと嗜めたくなることもあり、この歳になってこそ、見えてくるものも大いにあると実感しているところです。

そういう意味で、4歳下のオットにはしばらくは大組織の中で揉まれるがよい!という気持ちもありまして、片面で同情しながらも、片面ではこれは良い経験になるんじゃないかと思っていたりもするわけで。

こういうことを言いながらも、まだまだ上司世代からみたらヒヨッコの40歳ですのでね。
アタシも揉まれるよ、まだまだまだ。
楽しくて仕方ない仕事なんて、ありはしないものだからね!

オットがこれにヘコタレて、腐った人間になりませんように。
見せろ、香港魂!南無阿弥陀。

by rubico-teji | 2011-07-27 13:53 | 悩む…の巻