漢字力・語彙力

20代半ばの後輩が、電話を受けた折、先方の個人名を聞いて書き取ったメモを見て、ん???

始めに音として聞いたカタカナが書いてあり、
それは「○○オ ○○ゴ」という男性の氏名だった。
     (姓) (名)

日本の姓として「~オ」ときたら、大抵あたまには「~尾」が浮かび、
男性名として「~ゴ」ときたら、「吾」が浮かぶ・・・
のに!

メモには「○○夫 ○○我」と書いてあったのよーぉ。
これ、明らかに氏名として違和感ありありでしょ。

そこで、私は推察した。
おそらく電話口で先方は「尾っぽのオ」と表現したのではないか。
これを「オットのオ」と聞き違ったのにちげいねい。
名前の「ゴ」は「ワレ」と表現したのを、「吾れ」ではなく「我れ」の漢字しか頭になかったのだろうと。

で、そのとおりに聞いてみると、やはり相手は上記のように説明したそうな。
再度連絡する機会があったので、漢字表記を確認してみると、察したとおりの誤りでした。
トホホー。

10代半ばからパソコンやケータイ電話を操っていたこの世代。
自分の頭の引き出しから、繰り出す、という作業が退化しているのじゃないだろうかなぁと、ちいとばかり、この先の日本を憂えた。

漢字を読めても書けない、というのは我々にも当てはまるのだが、
せめて、音から正確なイマジネーションを引っ張り出せる人間にとどまっていたいもんです。

デジタルの弊害も認識しておかないといけないね、というオハナシ。
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by rubico-teji | 2011-07-27 17:27 | 日々モロモロ…の巻