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引き出し

久しぶりに映画館へ足を運んだ。

予告編を見ていたら、知った顔の俳優陣が登場したりなどし、
ああ、この人も歳とったなぁとか、あの人はまだ一線でやってるのねなど、
かつて自分が洋画に没頭してた頃がよみがえった。

そんなことを考えていたら、結構自分なりに色んな分野にクビを突っ込んでいたかもなぁ(趣味的に)と過去が思い起こされた。

中学時代はバレーボールと洋画が好きだったとか、高校時代は洋楽とか家紋に傾倒していたとか、大学時代は相撲にのめりこんだものだし、社会人になってからは昭和の文化や着物等々。
奥深く追求したわけではないながらも、わりと今になって引き出しになっていたりする。うむ。

我々の時代は1つの趣味を掘り下げようとしたら、そのコアな部分(てのも難しいけど)にたどり着こうとしたら結構手間のかかる時代だったから。(情報源が少ないってこと)

でも、今はPCひとつで、いろんな世界を簡単に知ることができる。
そういう意味で、趣味をきわめやすい反面、何かを苦労して手に入れる、ってこともしにくいのかもしれないですね。
ある意味、執着とか情熱をもちにくいのか?
いや、そんなのは個人差かな。
ゆえに、この情報社会を上手につかえば、玄人になりやすいともいえるかも。

40になって、なんとなく道程を確認して感慨にふけった時間であった。
趣味セカイにオリジナリティあふれすぎ。

by rubico-teji | 2011-08-01 18:07