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お正月にまつわる雑記

あれっ!気が付いたら、もう1月9日ですって!!
七草粥も終わってるっつーの。

一人暮らし開始後、なるべく口に入るものは自分で作ろうと心がけ、
とりあえず7日は白粥を炊いてみたりしました。
ワテクシとしては、小さい頃から「白いご飯のみ」が結構好きなんす。特に新米。

ついでにお餅も、基本的には何にもつけないで食べる「プレーン白餅」が好物です。
これは小さい頃に、搗きたての「のし餅」をよく食べていたからかもしれません。
関東近郊の方にしかわからないかもしれませんが、
30年ほど前は、よく都内に「背負子(しょいこ)さん」と呼ばれる女性たちが、
自作の野菜や果物、お米や漬物などを行商に来る姿が見られました。
だいたいが茨城方面のからの方だったようです。
自分の体と同じくらいの大きさの籠を背負って、電車で移動。常磐線あたりでよく見かけます。
年齢は50~60代かしら。そのくらいのおばさんが重い重い籠を背負うわけだから、そのパワフルさには脱帽でありますよ。

当時は、我が家にいつも来てくれるその「おばさん」が、特別に売り歩いてる人なんだと思ってたのですが、
大人になって知ったのは、そういう背負子さんがたくさんいるということ。
しかも、トレードマークのようにモンペルックに、オーガンジー風(あくまで“風”)の薄紫の三角巾を頭にきゅっと締めてるわけですよ。
そのスタイルといえば、「いつもウチへ来てくれるあのおばちゃんの服」と思い込んでいた私は、まさしく制服のように統一された「三角巾+籠+もんぺ」ルックの背負子さん団体を常磐線で目撃したとき、かなりの衝撃を受けました!

・・・と、すっかり話は背負子さんになってしまったけども。

このおばさんが持ってきてくれるのし餅がそれはそれは美味しくて。
搗いてから時間が経ってないお餅だから、のしてあるものの、柔らかく且つ弾力!
文字通りモッチモッチの食感なのです。
それを焼かずにそのまま噛み締めると、打ち粉(片栗粉)とお米の甘みがジワっと。

その背負子おばさんとは、我が家が郊外に引っ越してから縁が切れてしまい、
久しくその素朴な美味しさとは離れてしまった感じ。サビシイ。

、、、といえばお正月。といえば、お雑煮。
我が実家は、父も母も関東の人間なので、基本は醤油ベース。
江戸っ子の母は本来、鶏肉と小松菜のお雑煮で育ったそうですが、
鎌倉出身の父は、けんちん汁風の具沢山(大根・にんじん・さといも・こんにゃく・なると等)のお雑煮が出てくる家庭で育ったことから、
結局、父の好みにより、我が家もけんちん汁風を踏襲しております。
醤油味に飽きると、これに味噌を入れて豚汁風になったり。

皆さんはどんなお餅の食べ方が好きですか?
そしてお雑煮はどんなものですか?地方によって、様々で面白いですよね~。
おせち料理も、日本の伝統としてやっぱり受け継いでいきたいなぁと思う36歳。
(でも、やだね、60歳になっても独りでお節を食べるのは!)

でもって、正月といえば年賀状で。
そろそろ「結婚しました!」みたいなハガキはなくなったとはいえ、
「二人目を出産します」(3人目も続々) とか 「○○も小学生です」とかね。
果ては今年は長女が中学生になりますなんていう友人もいて、ガクゼン。
そして、気分を凹ませるのが、猫も杓子も家族写真なんでさー、親方!ひーん。

久しぶりに見る友人やイトコの姿が「おお、元気そうだぁ」とか、
なかなか会いにいけないチビッコが「なんとも○○子に似ている!」とか、
楽しくもあるのだけど。
はてさて、わが身を見れば、トピックなく同じ所に立ち止まっているばかりか、
単にトシを食ってるだけのようで情けなく、哀れに思えてきたりしちゃうのですよ。

それでもまだ独身の先輩や友人もいるし、道は一つじゃないし。(と、自分を励ます)

ただ、年賀状を眺めてるだけでも、本当に色々な人生があるなぁとシミジミ思います。
仲良さそうに家族で写っているのに、旦那サマのことは「なるべく一緒にいたくない」とまで言っていた冷め切った友人。
やっとやっと授かった赤ちゃんを囲んで、幸せそうな親友。
前の彼女とのスッタモンダを経て、新しい彼女とスピード結婚したイトコ。
(「二人で生活する幸せを噛み締めております」って、独身ネーサンにケンカ売ってんのかい!!!)

お正月にまつわる雑記_c0110219_1629111.jpgなどなどなど、正月も神経の上下が激しく(笑)、それでも何とかカンフーと初詣も済ませました。
明治神宮のおみくじは、「大吉」や「凶」などのランク付けはなく、数行のメッセージが書き込まれていました。
私のキーワードは
 「素直に生きよ」
うーーん、ずばり!天邪鬼な私が最も苦手としていることじゃあないかっ。
2008年は、意固地を捨てるべし! 
・・・というわけで、遅まきながら謹賀新年。

by rubico-teji | 2008-01-09 16:35 | 日々モロモロ…の巻